小規模事務所のBIM運用

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小規模事務所のBIM運用

2020年11月17日(火曜日) テーマ:★建築情報をみる・設計技術

   日時連11月号に「BIMで変わる、BIMで変える」というタイトルで、地方で活躍する建築士事務所のBIM運用に関する記事が掲載されました。BIMは大手の事務所が使うものというイメージを持っている方もいると思いますが、これによると、地方の小規模事務所でも十分に活用できることが分かります。そこに紹介された建築士事務所の感想をピックアップしてみました。

(1)見える化効果・・・クライアントの誤解による手戻りの回避、その場で設計修正から合意形成まで実践、鉄筋・コンクリート・型枠等の数量や省エネ計算等が容易

(2)コロナ禍での運用効果・・・チームワーク機能によりテレワークで複数の設計者がアクセス可能

(3)設計フローの革新効果・・・情報の入力や修正はすべて3次元モデルで実施、2次元図面の製図作業不要、2次元CADで限界だった各種図面間の整合性が保証

   これまで設計者の言わば芸術的に描かれた2次元図面を作成しようとすると無理がありますが、BIMソフトに習熟して描く図面の詳細度に問題はありません。むしろ、今後は2次元図面が要らなくなる時代がやって来そうです。

BIMの普及①600.jpg

BIMの普及②600.jpg

文献:日時連11月号



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