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軽量形鋼の組立材|つづり合わせ間隔
2023年1月30日(月曜日)
日経アーキテクチュア2019-4-25に「職人危機・本気の一手」というタイトルで職人危機の実情と対策について掲載されました。それによると、この先も建設業の職人の減少が進み、2025年には35万人の技術者が不足するとのことです。そんな職人危機が10年もしないうちにやってくるのに、建設投資額は減少しない見込みだというから、建設業関係者は即急に対策を立てる必要がありますね。
日本建設業連合会は、これを省力化技術でカバーする考えで、次の6つの生産性向上を狙っています。
①生産性を考慮した設計のつくり込み
②工場生産による現場作業の削減
③現場作業の単純化・高能率化
④作業の標準化
⑤自動化・機械化
⑥BIM・ICT活用
当社は既にBIMの活用準備を進めていますが、国土交通省が建設現場の生産性について2025年までに20%向上させることを掲げていますので、決して大企業だけが取り組む対策ではなく、中小企業への展開が必要になるでしょう。
発注者、設計者、施工者及び協力会社がそれぞれの目的に応じてBIMモデルを作成し、情報を共有することで、フロントローディング(検討の前倒し)が可能になり、関係者間の食い違いもなくなる。施工後のFM(ファシリティーマネジメント)にも活用できるので、誰もがBIMを使う時代は、もはや目前までやって来てるのです。
(文献:日経アーキテクチュア2019-4-25)
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