
何が変わるの?住宅2025年問題
2023年3月20日(月曜日)
2005年に発覚した構造計算書偽造事件を受け、2006年以降は建築士の資格と業務に関する規制は強化の一途をたどってきました。一級建築士試験のハードルを上げ、契約前の重要事項説明を義務化するなどして、消費者の信頼を回復しようとしたのです。
その結果、一級建築士試験の受験者数が減少し、現在、建築士事務所に若い一級建築士が少ない状態が続いています。2017年時点で建築士事務所の約4割が60代以上、30代以下はわずかに1割程度という年齢構成になりました。このままでは、日本の建築業界の将来が危ぶまれますよね。(関連記事:設計事務所の未来はどうなる?)
こうした事態に危機感を覚え、2018年の法改正では、建築士の受験に必要な実務経験の緩和等が行われ、今年(2020年)の3月から建築士試験の新しい制度がスタートしました。(建築士受験の新制度については、別記事「建築士試験の新制度」を参照)
これにより、一級建築士を目指し安くなるので、弊社にとっても若い世代の建築士が増えることを願っています。
(文献:日経アーキテクチュア2020-1-9)
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