C社社屋は、空地がほとんど残らず敷地一杯に計画されました。建設地が市街地ですから、珍しいことではありませんね。従って鉄骨の立て方に配慮が必要になります。
C社社屋は、構造の特徴である周辺の短スパン部分から立て始めました。写真でわかるように、周辺部分は早い段階で最上階まで組み立ててしまいます。ちなみに、中央に見える未施工部分(ポッカリ床が抜けている部分)が執務スペースであり、中間の大梁に連続梁を使用して約10m四方の柱のないスペースを各階に設けました。
https://www.takahashiarchitectsstudio.com/cat45/post_77.htmlC社社屋|市街地での鉄骨建て方