
よこかわめ認定こども園|基礎コンクリート打設
2020年9月 8日(火曜日)
建設地が市街地で敷地に余裕がないため、基礎工事の前に土留めが必要になります。これは、基礎の根切りの際に隣地の地盤が崩れ落ちないようにするための工事です。始めに建物周囲にH形鋼を打ち込み(1枚目の写真)、その間に矢板をはめ込んで(2枚目の写真)壁をつくります。
一般的には、基礎と基礎梁が出来上がると、一旦掘った土を埋め戻して1階の土間スラブを施工するのですが、この現場は根切り土を仮置きするスペースがないため、それをすべて場外に搬出・搬入しなければなりません。これは、費用と時間がかかるだけでなく、道路を汚さない配慮も大変です。
そこでこの建物は、設計段階から総掘りを行って床下を全てピット(空間)にする計画をしました。同じ費用をかけるなら、搬出した土を戻さず、3枚目の写真のように1階の床下をピットにすることで、完成後の床下配管のメンテナンスにも有効になります。また、基礎工事を平坦な場所で行うことは、作業性の向上にもつながります。(次の写真は、基礎工事を始める前の様子です。)
関連記事
よこかわめ認定こども園|基礎コンクリート打設
2020年9月 8日(火曜日)
よこかわめ認定こども園|建設地・敷地の利用方法
2020年8月 6日(木曜日)
よこかわめ認定こども園|起工式
2020年8月 4日(火曜日)
よこかわめ認定こども園|完成予想図
2020年8月 2日(日曜日)
黒沢尻北学童保育所/つくしクラブ
2017年4月27日(木曜日)