弊社の社屋の玄関ドアは、外部との一体感を醸し出すため、当初は強化ガラスを使用した枠なしのドアで建設しました。嵌め殺し部分もガラスの受け材を４方に埋め込んで見えなくしたため、完全なシースルー感に成功したわけですが、そこには問題が潜んでいました。嵌め殺し部分にお客様の衝突が絶えなかったのです。それを防止するため、ポスターを張ったり、植物を飾ったりして、結局シースルー感を遮ることになりました。内外の一体感を演出する際、出入り口は要注意ですね。

   その後、強風によるドア破損等の問題も重なり、先月、自動ドアに更新しました。今度は写真でもわかるとおりドア枠がキラキラ光って見えるので、今では衝突事故が無くなっています。但し、センサーが感知してドアが解放するまでには時間がかかりますので、駆け込み通過をしないように気を付けてくださいね。