さくらホール芸術イルミネーションパーク
2020年12月 2日(水曜日)
文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」に対し、①審査段階で具体的な計画がなかったこと、②電凸や脅迫が続いた時点で報告がなかったこと、③展覧会中止によって事業の継続が見込まれにくなったことを理由に、補助金の交付中止を決定したことは、大きな話題になっています。
「表現の不自由展・その後」が予定どおり実施できなくなったのは事実ですが、そもそも「あいちトリエンナーレ」は他にも有意義な活動をたくさんやっていて、「表現の不自由展・その後」はほんの一部(予算上は5%程度)に過ぎないとのことです。
文化はテロや脅迫とは別物で、多様な人々の存在や意見を表現するもの。国が作品の取り下げを迫ったり、それによって公金のあり方を左右する等の行為は、正に検閲そのものです。こんなことが罷り通るようでは、日本の文化は育ちません。
文化庁は補助金を何のために交付するのでしょうか。それを中止すればどうなるというのでしょうか。本当に文化を育てたいのなら、手段は「交付の中止」ではないはず。すぐに「交付中止」を撤回してほしいと心から願っています。
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