
床下の結露|設計段階で要チェック
2024年4月30日(火曜日)
マイホームを計画中の皆様へ。窓の断熱はどの程度に予定していますか。断熱窓って色々あるし、よくわからないから標準的なタイプでいいや・・・って決めていませんか。今どき、高断熱住宅にして24時間暖房を予定するなら、開口部のサッシ選びはとても重要です。
下の図は、1999年の次世代省エネ基準で建てた標準的な住宅をモデルにして日経アーキテクチュアが作成した「熱損失の割合」の解説図ですが、冬に暖房した熱の58%が開口部から流出するというからビックリ!
勿論、開口部の面積が小さければ熱損失も小さくなりますが、だからといって窓が極端に少ない家には住みたくないですよね。仮に、開口部が大きめでも、屋根や外壁の面積に比較すればその割合ははるかに小さいはず・・・外壁と屋根の熱損失が15%と5%だから、開口部の断熱は外壁の4倍、屋根の12倍の効果があることになります。これは、言い換えれば、開口部の面積単価は、外壁の4倍、屋根の12倍までお金をかけるべきということになりますよね。
ペアガラスだから大丈夫・・・って思ったら大間違い。高断熱住宅にするなら、二重、三重に断熱を考えてサッシを選びましょう!
(文献:日経アーキテクチュア2013-1-10より)
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