
電力の自給|オフグリッド住宅
2023年7月29日(土曜日)
日経アーキテクチュア2022-12-8に大成建設とカネカが共同開発したガラス手すり一体型太陽光発電システムが紹介されました。名前は、バルコニー用「T-Green Multi Solor」、超高層マンション向けで、一般的なガラス手すりをソーラーパネルにしたものです。高層マンションは延べ面積に対して屋上面積が小さい上、屋上には様々な設備機器が設置されて太陽光パネルを設置できるスペースが限られます。これに対し、各階のバルコニー手すりの面積は大きい上、ガラス手すりに代えて設置するとなればコストの節約にもつながります。
1枚(1.0m×1.1m)当たりの発電量は最大で107Wですが、すべての手すりを太陽光パネルにすれば、共用電源や非常用電源に十分利用できそうです。雪国では、屋根に太陽光パネルを取り付けても積雪で発電できない期間が長いので、外壁やバルコニー手すりに取り付ける方法は、住宅でさえも効果がありそうです。
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