電力の自給|オフグリッド住宅
2023年7月29日(土曜日)
最近、電気自動車(EV)の開発が進み、各社で販売が本格化しています。まだ価格が高くて購入できずにいる方が多いかもしれませんが、もしガソリン車と同じ価格になったら貴方はどちらを購入しますか?・・・充電スポットが各所に増えれば、誰もがEVに乗り換えるのではないでしょうか。
そこで、想像してみてほしいのが「車と住まいの関係」です。今までは、自動車は外で使うもの、保管は車庫、若しくは庭の駐車スペースが当たり前でした。しかし、EVは排気ガスがなく騒音も小さいので、乗って移動できる大きな電気器具のようなもの。普通の家電と同じように、EVを住まいの中に入れ込むことをイメージしてください。
例えば、リビングの横にタイル張りの屋内テラスをつくり、そこにスロープでEVが入り込めるようにします。すると、とても便利な新しい生活スタイルが見えてくるのです。マイホームを計画するときは、EVの購入と活用についても考えておきましょう。
雨にぬれずにお出かけ・・・
屋内でEVに乗り込めるので、雨の日のお出かけでもぬれることはありません。ドレスを着て出かけるときなどは最高です。また、荷物の出し入れも傘要らずでとても便利ですね。
晴れの日にはアウトドアスペースに・・・
屋内テラスと言えど、開口部を大きく取って開放すれば、外部空間と一体化することができます。晴れた日はEVを外に出し、そこでバーベキューや日曜大工などを楽しめるようにしてはどうでしょうか。
高齢者に優しく移動が便利・・・
今、住宅でもバリアフリーは当たり前。高齢者のお出かけなどはリビングから自動車に段差なく乗りたいものですね。テラスの段差を自動車に合わせておくと、車椅子の移動だけでなく、重い荷物の積み下ろし等にも有効です。
動くリスニングルーム・・・
自動車はコンパクトな音響空間を作りやすいため、良質のカーオーディオを取り付けて楽しんで知る方がたくさんいます。そこで、自動車ごと室内に入り込めばどうでしょう。部屋に大型のスクリーンでもあれば、3Dシアターを大音量で楽しむことだってできます。コストをかけて防音のリスニングルームを作るよりも手軽だし、オーディオの更新も容易ですね。EVにマッサージ仕様のシートでも開発されれば、最高のリフレッシュツールとなるでしょう。
(文献:日経アーキテクチュア2012--7-25より)
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