特定天井|地震被害と改修方法
2024年5月29日(水曜日)
日経アーチテクチュア2024-2-8に能登半島地震で震度6強の揺れに耐えた恵寿総合病院の免震構造が紹介されました。この病院は地下に免振層を設けるほか、液状化対策として格子状地盤改良工法も採用しており、震災から1時間もたたないうちに医療活動を再開しました。免震構造が採用されたのはこの病院の本館であり、渡り廊下でつながる3病棟(耐震補強済み)と5病棟(新耐震構造)はいずれも外壁にひび割れ等の被害が生じました。それに対し、本館は医療機器の転倒どころか棚にあった本ひとつ落ちなかったとのこと。3病棟と5病棟の入院患者については、全員本館に移動し、4時間後には患者に夕食を提供できました。
地下の免震構造↑
(文献:日経アーチテクチュア2024-2-8)
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