
設計事務所の人材不足
2023年9月29日(金曜日)
日経アーキテクチュア2023-9-14に設計事務所の人材不足に関する記事が掲載されました。2023年の設計事務所に関する経済動向調査では、人材の不足・余剰感の状況について「適正」と答えたのは1割以下、「余剰感」はなかったようです。つまり9割以上の設計事務所が不足感を感じているわけで、職種で比較すると設備設計が最も多く、次は意匠設計となっています。その結果、残業時間が増えるどころか、受注を選別せざるを得ない状況も発生しているのです。
弊社のホームページでも過去に次の記事を取り上げましたが、どのようにして人材難に立ち向かうかが喫緊の課題となっています。
設計事務所の年齢構成を見ると一級建築士の高齢化や40代不足が課題となっていて、どうやら若手の成長を目指したOJT改革が必要となっています。逆に考えると、今が設計事務所に入るチャンスとも言えるので、新卒者には、是非一級建築士を取得して活躍してほしいものです。
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